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もっとも、それは自分自身では人生の驚異を味わうことのできない者たち、その者たちがそれをうまく手に入れたいと思うことなのかもしれない。彼らは体から正確に背骨を裂きとり、それによってエネルギー体を分離し捉えることが可能になることでそうするのかもしれない。
我々はこれを言語に絶する悪事と考えるかもしれない。だから全ての所有物の内でこの最も貴重なものを失う哀れな人にとってはそれは間違いなく恐ろしいことになる。人生で費やされた全ての努力が取り上げられ、しかも魂が抜け殻になる、と。しかしこれは悪事なのか? サメが無邪気なスイマーを貪り食う時、それは恐ろしいが、それは悪事ではないのである。それは自然が自然たる性質にすぎない。同じことが、人が夜襲われ背骨を抜き取られてエネルギー体が捉えられる時にも、当てはまる。それは自然が自然たる性質にすぎないーそのことは全く適切で文句のつけようがないことであるが、 人生の海を泳ぐどんなスイマーも即座に持つに違いない質問は、私が魂を狙うサメのようなものによって食べられることなく岸に戻れる用意ができるまで泳ぐことでどうやって利益を得られ続けるか? である。
これは今非常に空論的な質問のように思えるし、多数の人にとっては多分馬鹿げた質問に思えるだろう。だがそれは空論ではなく、本質的なものなのである、馬鹿げたものでは全くなく、現実のサメから身を守る仕方と同じく完全に論理的なものである。

