SECRETS of SPIRIT COMMUNICATION TECHNIQUES for TUNING IN and MAKING CONTACT |
動物達での経験が予知であるように、殆どまるでその個人の霊が自分の体の差し迫った死去を知って、愛する人たちに準備をさすために彼らに接触しようとしているみたいに、思われる時がある。これはアルツハイマーあるいは痴呆のような病気が関係する時、あるいは脳機能が何らかの具合で正常に機能しない時起きるのかも知れない。その人の魂あるいは霊は、その体はまだ生きているが、既に体から離れているようである。
トリッシュの母ローズ・マリーの命の最後の数年間、彼女はアルツハイマーの設備に入っていたので、父のトニーは我々と一緒に暮らした。ローズ・マリーは時折頭脳明晰になることがあったが、大抵の場合、彼女は一種の冥府、架空の場所、で生きていた。彼女は弟達や妹達 (全員死んでいる) が自分を訪ねて来ると、そしてまた、自分の母ー1969年、アームストロングが月面を歩いたその日に亡くなっていたーが自分の夕食を持ってくるとかブリッジをするためにちょっと立ち寄ると、主張した。
ある日曜日の午後、我々の娘のメーガンが台所に走りこんできてトニーの寝室の外側の中庭のフェンスの上に一羽のアナ梟がとまっていると叫んだ。我々は直ぐにその梟の出現は何らかの前兆かも知れないと考えた。その梟が真昼間にフェンスでとまっていた事実ー梟にしては奇妙な振る舞いーが我々を当惑させた。
我々はスライディングガラスドアーの所で立って、その梟をポカンとみとれた。そのうち我々はその鳥が一本足でとまっていることに気がついた。左足はちょっと引き上げているのだろうと我々は思った、それでもっと近くで見ようと外に走り出た。我々が近寄ってもそれは決して少しも驚かなかった。我々はその左脚が全く引き上げられていないことが分かった; その脚の部分はなくなっていたのである。
翌朝9時に、電話がなった。それはアルツハイマー施設からだった、ローズ・マリーが ERに運ばれる途中です、どうも腰を折ったようです、と我々に警告してきた。急いで病院に駆け込むと彼女が痛みで苦しんでいるのを見た。X 線が撮られて、医者達がやって来てそして去った。その日の終わりまでに、回復の見込みは腰を折ったよりもっと悪いものになった。ローズ・マリーの左の腰の骨ーあの梟がなくなっているのと同じ脚ーが完全に崩壊していた。彼女は腰骨の取り換えはする必要はなかった、何故なら彼女はリハビリに必要な精神力を持っていなかったからである。
ローズ・マリーは、痛みのコントロールが定期的にモルヒネ剤を使って行われる療養院に転院された。肺炎になって3週間後彼女は亡くなった。あの梟はまもなく来ることのメッセンジャーとして仕えたのだと思われた。