SOUL SURVIVOR The Reincarnation of a World War II Fighter Pilot の翻訳 |
もといた学校で、彼は問題を解くことや基礎的なリサーチをすることについては非常に体系的になるべきことを学んだ:
1. 問題を定義せよ;
2. 目的を詳しく展開したものを述べよ;
3. 調査方法を選べ;
4. 調査構想をまとめよ;
5. プロジェクトの限界を定義せよ
6. 手順を明確に述べよ。
以上が、彼がジェームスの悪夢『プロジェクト』にアプローチしようと試みた時の仕方である。しかし彼の学生時代は、勿論、コンピュータ時代の前のことだった。現代のソフトウエアーは多くの調査テクニックを変えた、時には物事をスピードアップするが過剰な情報でシステムを詰まらせることがしばしばある。史料が単にまったく処理できないことがしばしばある。
彼が家族の家系を調査し始めた時、鍛錬した粘り強さを発揮したこともある。彼の叔父、ビル、ブルースの祖父母に生まれた七人の子供の長男、は常に家族の歴史を知りたがっていた。家族の言い伝えではレイニンガー一族はアルザス-ロレーヌ、フランスとドイツの間の土地で長い間紛争のあった地域、からアメリカにやって来たということだったが、彼の祖先の詳細は神話と思い出の霧のなかで不明だった。
ブルースは90年台半ばテキサスの図書館で埃をかぶってほったらかしにされた参考図書の書庫で週末を過ごして、プファルツからアメリカに移民した自分の家族の道を見つけ出そうとした。遂に、全く人目につかない隅で、彼は J. ダニエル・ルップの Collection of 30,000 Names 1727-1776 を偶然見つけた。なんとその238頁の、1750年8月28日フェニックス の名前の船に乗って外国からフィラデルフィアに着いた338人の乗客のリストに、ヨハン・ヤコブ・レイニンガーの名前があったー先祖だった。その後彼はフィラデルフィア裁判所の公文書保管所の埃をかぶった書庫に証拠を発見した。
それを成したことー彼の過去に繋がる道の発見ーでブルースは力が満ちた感覚になり、十分ハードな労力と想像力でやればどんな謎にも穴を開けることができるという確信を得た。
ジェームスの悪夢のミステリーを含めて。