The Afterlife Revolution |
しかしこれを実現するためには、まず『魂』の伝統的な定義を越えねばならない。それについて少しでも考えるなら、我々は自分自身から見ることのできるもの、即ち、自我、の反映を漠然と想像しているといえよう。私は人々が『死後の自我』や『魂の自我』のことを話すのを聞いたことさえあった。しかし魂は自我ではないし自我に似てもいない。真に、我々の魂は未発見の国の民である。彼らは我々の内部にいると同時にあらゆる生き物にしかもあらゆる時を生きている、明確な意味の自己、それを彼らが全て持っているが意識を持つ無限のものという意味を等しく持っている意識の集団である。
注意力が自我から現れ魂に入る瞬間、魂は外部から個性を見る。魂はその一時的な容れ物としての体やあらゆる部分を見る。その後、魂は実際に入れ物の中にいるのではない、全くない、むしろ上方高い位置から自己というマリオネットを操っている操り人形の名人によく似ているとも理解するようになる。
私がその状態にいる時、一番最初に湧き上がってくる陽気に笑う感覚が、私が近くで引っ張っていると私に告げる。
『ここで笑いがあるのよ。』とアンは言う。『それが一番最初のそしてもっとも大きな創造力なの。それが余りにも多くの人が忘れている事なのよ。最も神聖なものは悦びであることを忘れてるわ。』しかも忘れているだけではない。我々の世界には何と笑いが殆どないではないか。