INTELLIGENCE in NATURE AN INQUIRY INTO KNOWLEDGE |
ギウルファと同僚たちによる研究が科学誌の中で私の注意を引きつけた。彼等は、蜜蜂達を単純な Y 形の迷路に置いた実験について報告した。迷路の入り口は、青色のような特別なシンボルが塗られた。入口から飛んで入る蜜蜂は分かれ路、即ち二つの路のどちらを選べば良いか『決める部屋』に遭遇することになる。一つの路は青色が塗られ、もうひとつの路は黄色が塗られた。青色の路を通った蜜蜂達は路の最後で褒美の砂糖がいっぱいついたガラス瓶を見つけた。黄色の路を選んだ蜜蜂達は褒美にありつけなかった。蜜蜂達は、外側の入口に塗られた物と同じシンボルで塗られた路の最後に砂糖があることを、すぐに学んだ。言い換えると、『同じ』=『砂糖』である。引き続いて行った実験では。迷路の入り口は、水平の黒い複数の線分のような、前と異なるシンボルが描かれた。この場合は、「決める部屋」に入ると、蜜蜂達は二つの路に再度遭遇する、今度は色ではなく複数の線分が描かれているー一つの路は複数の垂直な線分が、もう一つには複数の水平な線分が。蜜蜂達は見事に合格した、入り口で見た物と合うパターンを目指してまっしぐらに向かったのである。他の実験では、蜜蜂達が自分の知識を感覚に変えられることが示された: 匂いを比較することによって同一であることを学習した蜜蜂達は視覚的サインにその概念を当てはめることができた。蜜蜂達はピンの頭のサイズの脳であるけれども、抽象的なルールを習得できるということだ。
この研究は『獣が抽象するだって、そんな馬鹿な。』という考えの誤りであることを立証した。それは、小さい脳は思考力がない、ということにはならないことも示した。私はこの研究を支えている人物に会って彼の見解の急所を聞き感動するのを感じた。

