2018年 01月 13日
INTELLIGENCE in NATURE AN INQUIRY INTO KNOWLEDGE |
翻訳続き#114
日本人科学者達はさらに先に進んだ、人間と動物を同じ平面に置く文化で育っているから、彼らは自然の機械的な見方に同意しない傾向がある。日本は一般に、人間、動物、そして神々が同じ平面に存在し互いに変わることができて、人間が魂を持っている唯一のものだとは考えられていないところの中国伝来仏教を改変した仏教文化の背景を持っている。1950年代、日本人研究者達が動物達の動機、個性、生活の観察を報告することで霊長目の動物の精神的生活研究の先駆者だった。日本人の霊長類学者達は野生動物を観察するという新しい方法を思いついたのである。それは干渉することなく身近に黙って見ること、そして、猿たちを個別に識別しながら長い期間彼らの周りを追ってゆくことから成っていた。このことで、それぞれの猿が他の猿達に持つ関係が明らかになった。日本人科学者達は血族関係が猿達にとって重要なものであることを発見したのである。
by bbex243054
| 2018-01-13 16:56
| 科学
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