『THE COSMIC SERPENT DNA AND THE ORIGINS of KNOWLEDGE 』の翻訳 |
カルロスとの最期のインタビューの間、私は、質問すればする程彼の答えがますます理解できなくなる印象を持った。アヤワスカがタバコの母親である、それは私が既に知っていたが、のみならずアヤワスカの母親が蛇である、というのだ。それは一体何を意味しえようか? ―タバコの母親の母親が蛇であると言う事以外に。キリシャリを去る時、私はアシャニンカの生態学の知識の幻覚剤の起源の謎が解決していないことを知った。しかしながら、私は人々の言う事を聞くために最善を尽くした。人類学者としての私の存在の迷惑さを減じようと絶えず努力した。スパイされているという彼等の感情を避けるために人々の前でノートを取る事は決してしなかった。大抵、寝る前に、毛布に寝そべって、夕方書く事にしていた。私が日中した事と人々が言った重要な事柄を簡単にノートしたものだった。私の客観化する目線を客観化するのが重要であることを知っていたので、自分の前提としているものを考えることさえしていた。しかし謎は謎のままだった。
私は、人々の説明の不十分さよりも、彼等の話したことを私が理解する能力のなさの方に問題が関係していた、という奇妙な感情を持ってキリシャリを去った。彼等は常々非常にシンプルな言葉を使っていたのである。