『THE COSMIC SERPENT DNA AND THE ORIGINS of KNOWLEDGE 』の翻訳 |
秩序の創造者としてのシャーマンが新世代の人類学者達の信念になった。1960年から1980年にかけて、この学問の確固たる権威者達はシャーマンを秩序の創造者、カオスのマスター、あるいは心身不調を消し去る人、として定義した23 。
勿論、事態はそう単純に起きたのではない。1960年代後半まで、何人かの旧学派のメンバーは、シャーマニズムは精神上の形態だ、と主張し続けた24 のであるが、1970年代にはシャーマンをあらゆる種類の領域のスペシャリスト、『医師、薬理学者、心理療法医、社旗学者、哲学者、法律家、占星学者、そして聖職者を演じる人』であるとするのが流行った。とうとう、1980年代には、少数の偶像破壊主義者はシャーマンは心身不調の創造者であると主張するほどになった。
23 原註: 14行の原註です。シャーマンについてのこの新しい定義を補完する4人の学者の文献(共著一編)が記されていますが、翻訳は省略しました。悪しからず、ご了承願います。
24 原註: 16行に渡ってこの立場の学者達5人の書いた論文(共著一編)を一部引用してあげています。翻訳は省略しました。