2017年 09月 14日
『THE COSMIC SERPENT DNA AND THE ORIGINS of KNOWLEDGE 』の翻訳 |
翻訳続き#29
この若い学問に対する問題はその研究対象の不合理な性質であった。エドワードタイラー、第一級の人類学者の一人、によれば:『野蛮人は身体上の知識と道徳上の知識の両方に関して甚だしく無知である: 学問の欠乏が驚く程に彼等の意見を雑なものにする、だから彼等の行動は効果のないものになっている; それにすべての段階で伝統という専制が文化の異なる段階から受け注がれてきた考えと習慣を彼等に強いている、こうして、我々がしばしば彼等をいつまでたっても元のままであると見るように、彼等に道理を分らないものにしている。我々の普通の現代の標準的知識、彼等の知識と比較してとにかく高度なもの、で判断すると、彼等が本当であると思っていることの多くは誤りであると評価されなければならない9 。』
9原註: タイラー (1866, The religion of savages. The Fortnightly Review, 6: 71-86.)「野蛮な(savage)」という単語はラテン語の silvaticus」、『森の』、からきている。
by bbex243054
| 2017-09-14 13:03
| 科学
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