『Destiny of Souls』の翻訳 |
霊界に退行された被術者達は長老達からの特定な質問の範囲に関して詳細を快く自ら進んで述べることはない。彼等は、催眠の進行者が会議室の回りで自分達の状態を知るのが慰めになると感じなければならないのである。無意識のレベルで、霊的催眠退行者に対するこうした信頼が、彼等の神聖な記憶について話す精神的な許可を与えるように思われる。霊界の人間の記憶の研究に私が非常に多くの年数を要したのはこの理由のためである。それはジグゾーパズルの断片を一緒になって填めるようなものだった。霊界に関する情報の小さな断片が全体の関係で決して私の疑問に思うことのなかったもっと大きな含蓄に繋がった。例えば、長老会議室で高くなった壇に隠された理由は一つの小さな項目だったが、実はそれがもっと大きな意味に拡大したのである。もう一つは、依頼人の位置、特に初回の聴聞での位置、だった。
図8で見られるように、その図解のガイドの位置(C)は左側にある。長い間私は何故ガイドが質問を受ける大抵の依頼人の後ろ左側に通常いるのか分らなかった。その魂が二人のガイドを持つときは、時折初級のガイドは部屋に入って右側に立つ。大抵の場合我々は上級のガイドが出席するだけであり、しかもそのガイドが右側に立つと私に話す被術者はごく少さい割合である。何故そうなのか訊くと何時でも、次のようなかなり曖昧な答えが返った:『おぅ、それはさほど制限されていません』とか『それは我々のコミュニケーションの習慣ですよ』とか『我々は皆尊敬から一定の場所に立つのです』と。長い間私はあっさりその質問をするのを止めたのである。
やがてその日が来た、それは私が、長老会議の全てのコミュニケーションを見分ける重要性について私に語った非常に洞察力のある上級の被術者と作業していた時だった。私はガイドの位置について質問を再び行って次の答えを得た。