2017年 06月 06日
『Destiny of Souls』の翻訳 |
翻訳続き#508
処罰の段階というより、自己啓発の段階を我々は経てゆく。それなのに人間社会の大部分は、何千年もに渡る文化の条件付けで築き上げられた、審判と処罰は地球でと同じく死後でも何らかの形式で存在するに違いないと絶えず悩ます感情、を振り払うことができないでいる。多分それは暗黒の勢力による拷問をうける地獄ではないだろうが、不快な何かである。この章で私の言わねばならないことが死後処罰をうける可能性を恐れる傾向のある人達に安心感をもたらすことを願っている。他方、長老会議の説明責任が全く気持ちの安らぐものにならないと感じる人達もあるだろう。この世の享楽主義者―他の人達の状態に殆ど注意を払わず一人人生の楽しみをごく気楽に浸っている人達―もこの章に満足しないかもしれない。モラルとか、あるいはそれ以外の如何なる種類の権威に反対する因習打破主義者も満足しないだろう。
by bbex243054
| 2017-06-06 09:53
| 科学
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