『Journey of Souls』の翻訳 |
人生の道路で我々に起こることを『神の行為』として受け入れることは、我々は、変更出来ない運命に従わねばならないという決定論8 の中にロックされた存在であることを意味しない。もし何事も全て前もって決まっているのなら、我々がその為に闘う目的とか正義は存在しないことになろう。 不運が襲う時は、我々は諦めの態度で座り込み事態をその場の状況を変えて改善しようと闘わないようにすることが前もって意図されているのではない。生きている間に我々のすべてはリスクを伴う変化のチャンスを経験することになる。そのような場合というのは都合の悪い時に現れるものである。我々はそれらに行動しないかも知れないが、挑戦しなさいと正に我々に伝えている時である。輪廻の目的は自由意志の演習である。この能力がなければ、我々が無力な生き物となるのは当然であろう。
8【哲学】《人間の意志に基づく行為も含めて, この世の出来事はその生起に先立って決定されているとする考え; 意志の自由を全面的に否定する極端な立場もあるが, それを容認する折衷的立場もある; 倫理では ethical determinism ともよばれるが, 決定要因の違い (自然法則の因果性, 神など) に応じて cosmological determinism, economic determinism,theological determinism などの名称がある; indeterminism ; cf. fatalism 》研究社新英和大辞典第6版