『JOURNEY OF SOULS』の翻訳 |
霊界の絶対的現実は催眠下の人達の心の中に変らないままであると思われるのに、彼らが他の物質的な特質について述べたことはそうではない。私は、我々の宇宙以外の諸宇宙が我々の想像することもできない存在となって魂が成長するに適切な環境を与える目的で創造されていると理解する。一人の進歩した被術者は私に、長い存在の中で、一回につき自分の魂を2つ以上分割することを決してすることなく、多くの世界に生きたことがあると話した。その人生の中で、大人の人生が地球時間で僅か数ヶ月だったものもあったが、それはその惑星特有の条件とその優れた生命体の短いライフスパンのためであった。人口が少なく、今の地球をもっと穏やかで質素にした「楽園の惑星」について語っている間、彼はその世界が地球とは似ても似つかぬものだとつけ加えた。『おぉ、』と私は彼の話を遮って、『それじゃあその惑星はほんのちょっと地球から数光年の所にあるに違いないね?』と言った。彼は根気よくこう説明した:「その惑星は我々の宇宙の中には存在しませんよ、しかし、我々の天の川銀河には多くの惑星がありますがそれらの惑星よりも地球にもっと近くに存在しますよ26 。」
26訳註 この記述は、『The Super Natural』で Whitley Strieber 氏の書いた記述:
「我々のいる銀河の外にさらに銀河があることが認識され始めたのは20世紀初頭であった。1917年の Heber Curtis の研究まで、われわれは宇宙の真の大きさを全然知らなかったのである。狂信的信仰家はそれは重要なことではないと考えるかもしれないが、スケールについて考えることもしないで、明晰さを持つ神についてどの様に実際に考えることが出来るのか、私はわからないし、そのことにはある問題を持っている。私が18才の時それは私にとって大問題だった。それは今日も克服出来ないでいる。何年もの間にわたって、宇宙の大きさの理解は、その広大さは今や全く文字通り想像を絶するという時点に変って来た。さらに信じられないことに、背景放射(宇宙のあらゆる方向からやってくる, ビックバン起源のマイクロ波の放射)の条件は、宇宙が時々他の宇宙と衝突することを示唆している。言い換えれば、我々が宇宙(『the』universe)と呼んでいるこの途方もなく大きな銀河の流れの外に他に全く同じ大きさのそのような構造を持ったものが存在するかも知れない、というのだ。そして、勿論、物理的に多分正しいと思われる平行宇宙の謎もある。」
「実際に物質的な平行宇宙が存在し得るだろうか?そうであるなら、心が何等かの方法で彼らとの間に意思伝達を仲介することは可能性の領域を越えるとは思えない。確かに、我々の理解していない何かが起きている。」
「 我々はまだ、現実が作用する仕方と宇宙が実際にどのような構造をしているかの理解に達していないらしく思われる。目下の所、例えば、いくらかの実行中の実験があり理論が提出されている、それらの理論は、条件がかなうと、我々の宇宙のみならず現実についての理解をもういちど根本的に変更する理論である。例えば、こう書かれているのだが、スイスにある大型ハドロン衝突型加速器でミニブラックホールを検出する一つの試みが行われている。もしそれらが存在することが分れば、平行宇宙が存在するというひも理論の核心教義が基本的な支持を受けることになる。」
にある『平行宇宙』のことだろうか? 非常に興味を引かされる話に思われますね。