『JOURNEY OF SOULS』の翻訳 |
催眠下の人達が魂として交歓し合う背後にある不思議な意義を明瞭に説明するのはなかなか出来ないことが頻繁に見られる。私がかなりしばしば聞いた娯楽の一つは、もっと十分に統一して思考のエネルギーを投射するために円を作る魂達のことである。そこでは高度な力と結びつくと、話されるのが常である。なかには私にこう言った人達がいた:『思考のリズムが非常に調和されるとそのリズムは歌を歌う形式を産み出す。』魂達が、光と色の風変わりなパターンでブレンドして分散する混合したエネルギーの中で互いの回りを回転すると優雅に精妙なダンスをすることもできるようになる。その上、聖堂、船、動物、樹々、あるいは浜辺のような物質的なものをそのダンスの真ん中に出現させることができる。こうした像は魂のグループにとっては一緒に暮らした前世からの肯定的な思い出を強めるこの世のシンボルとして特殊な意味がある。この類いの具体的な複製は、再び肉体を持った状態になりたいと憧れる魂達によって表現された悲しみでないことは明らかである、そうではなくて個々のアイデンティティーを形成するのに役立つ歴史上の出来事によって楽しく交流することを表わしている。私にとっては、魂達によるこうした神話的な表現は儀式上の性質のものだが、それにしてもそれらは基本的な儀式を遥かに越えている。