『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
この、古い話をもう一度伝える現代の伝え方が別の新しい層を捕らえた。神々は今スペースシップで飛び回っているのみならず、彼らは全く神々ではなく、実験対象としての我々に興味を持った他惑星からの科学者達となったのである。見たところグレー達は北欧の妖精民話にビックリする程似ている、という事実は注目されなかった。グレー達の様に、彼ら妖精も恐がらせ、闇夜から現れ、人々をさらっていた。大多数の私達に手紙を寄せた人達はラストネームがスコットランド人またはアイルランド人の家系であることを示唆していた。この意味することは私には分らない、しかし、この資料の多くが正しい資料なので、まだ知られていない意義があるに違いない15 。それは、スコットランド-アイルランド人の名前であると認められる手紙を寄せた人達が、10とか15%という類いのものではなかったのだ。(数十万の手紙の中から)ランダムに500の名前を取り出した中で、それは55%になったのである。この民族的特殊性は、ケルト語の人々の中で良く知られた豊富な妖精民話を彷彿させて、何かを意味する、そうに違いない。しかし何を? うまくいけば、結局妖精の知識と UFO 民話は拒否されるべきではない、その意味を求める試みをすることだ、と結論することになろう。
15訳註。私が、Whitley さんの本を読み始める前に、Raymond E. Fowler の本「The Andreasson Affair(Prentice-Hall、1979年)」を読んだ時、エイリアンに連れて行かれた Andreassonn 婦人が催眠下に置かれてその記憶を伝えた中に、古ケルト語で伝えたものがありました。それは確かにエイリアン達がケルト民話の妖精と関係があることを匂わす内容でした。さすが、Whitley さん、氏のこの指摘は注目すべきものだと思います。宮崎駿の「風の谷のナウシカ」が北欧神話の『ラグナロク』からインスピレーションを受けたと思われる様に、北欧神話、エッダ、ケルト神話は確かに胸に迫るものがありますね。この感情は何処から来るのでしょうか !?