2016年 07月 18日
『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
翻訳続き#347
彼はよくある懐疑的な反証のすべてをくまなく調べ上げた: この芸当はトリックである即ち観客の為に仕組まれたショーである (ではあの時の観客はどこにいたのか?); 彼はどういうわけか自己催眠をかけて自分で小麦粉の入った錫缶の底に湿った瓶を置いた (彼は、小麦粉の入った錫缶の底に湿った瓶を置くことは殆ど不可能な芸当であることを後で分った―それを試みた後でわかった); 彼の無意識の心が彼にトリックを演じて、その経験の続く間彼の意識ある心とどういうわけか入れ替わっていた (それじゃあ、錫缶が突然重たくなった感覚を完全に意識しておりしかも完全に覚えているのをどうやって説明するのか?)。 勿論、こうした『説明』のどれも実際に何か解決することはなかった。それらは、その出来事よりももっと信じられないものだった、起こったことは、とっくにとんでもないことになっていたのである。
ダンには説明できるものはなかった。なかったし、いまでもない。ダンがプライヴェートなアカデミック集会でこの同じ話を我々のグループにしたとき、彼は事件の起きた時に彼が下した結論をつけ加えた: 『私は即座に分ったよ、』と言ってこう説明した、『唯物論は間違っていることがね。』
by bbex243054
| 2016-07-18 14:20
| 科学
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