『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
こういったすべてのことが、天空には涯がない、即ち、それを基本的枠組みに、況や如何なる宗教的関係にも、限定することは不可能であると我々が考えることが出来るどころか少なくともそれ以上の法外に大きなものかもしれないことを、私に深く考えさせた。たった一人の創造者が、さらにいえば如何なる創造者が、現実をそんなとてつもない大きさに全くどのようにして出来たのだろうか? それが、平たく言えば、その中に私が豊かな意義と霊的支持を見いだす唯一つの思想なのである。
その後、私は無神論に入った。無神論は他の宗教よりもっと私の心に親しいものだったが、ある文学上の出来事で New York Times Book Review の編集者と会話している間に、他の宗教と全く同様の固い主義であることが分った。彼は素晴らしい遠慮なくものを言う男性で、自分が選んだ理由を実際に説明出来る能力を持つ私の出会った無神論者を自認する唯一の人だった。しかし彼は、私がカトリック教義や仏教が、真理であるとして、説教されるのを聞いたのと同じ具合に無神論を説教するのに気がついた。言い換えれば、それは一つの信仰であった。