『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
歴史は我々がそうだと思っているものではない。確かにその意義はわれわれがそれに異なる関わりかたをすると変化する。過去のたわごと―世界がどのように機能するかについて我々は確信するが故に我々には意味のない歴史上の記録の中にあるわけの分からぬこと。勿論、そのような確信は消え去り過去のたわごとは何か未来の知識の認識されてない暗号として現れる。
たわごとに戻ろう。私は、本書の読者が Strieber の小屋 (cabin) の居間あたりを跳ね回る青いトロール達2 の話にさしかかった時、トロール達によって動けなくされた客人達がショーを見ていると、大抵の読者は多分私と同じ様になると思う。私は、ずんぐりした青いエイリアンを見たことは一度もありません。私は、(亡くなった)旧友が完全に良い形―『肉体を持つ幽霊・・・完璧に肉体で現実そのもの』で現れるのを目撃したカップルの話を聞く時、大抵の読者は再び私と同じ様になると思う。私は幽霊を、いわんや生き返った女性を、見たことは一度もありません。例のあの件に対しては、私は、殆ど UFO のような話を聞く時、大抵の読者は再び私と同じ様になると思う。私は、UFO を見たこと3は一度もありません4。このような種類の事柄になると、私は未経験の生き証人なのですよ。私は驚くほど霊的に役に立たない人間なのです。
2【北欧伝説】《自然界 (山あるいは地中) に住み, 人間に敵対する超自然的な怪物; 後世ではいたずら好きな小人として描かれる》研究社新英和大辞典第6版
3 訳註 『The Key』翻訳の最後に記しましたが、私は小学生高学年の時 (今から58年ぐらい前) に青空に止まって浮かぶ銀色の丸い円盤を初めて目撃しました。それはしばらくしてそのまますっと上に移動してパッと消えました! いきさつは『The Key』翻訳の最後に記してあります。結果的にこれが私の将来を決めた様に思います。
4 少なくとも私が思い出すことが出来るものはありません。ですが、どうやら私の家族は、1960年代後半何人かの親戚に会いに行く為に South Dakota の Yankton に行く途中の北部 Nebraska の夜空に、巨大な長方形の UFO を見たらしいです。しかし、私にはその記憶は全くありません。