『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
しかし、いまみられるような論争は、最初の空飛ぶ円盤についてのレポートが1940年代に遡って現れてからずっとそうである様に続いている: これは何か他惑星からの宇宙旅行者を伴っているにちがいないか、それはすべてひどく馬鹿げた話であるかどちらかだ、と。大体は、科学者や知識人はその方程式にはガラクタが多い事を批判してさらに探求する傾向がある。問題の現象の説明出来ない経験を実際にした人々は両方の側から持ち出された議論によって一般に混乱してしまい、もうろうとなり、自信を持てなくなる。何もないのではないのだ。何かが起きるがそれは記憶に残らないのだ。それは幻覚ではない。しかしながら、我々が現実であるのと同じ在り方でそれが現実であるのではない、まったくない。
大抵の超常現象はこれと同じ議論で述べられる。それらは『現実』に起きているが故に完全に外観通りのものである、かそれとも全くのナンセンスであるか、のどちらかである。幽霊はそこにいるかいないか、である。 エルフ8は現実の肉体と血を持つ生き物か、存在しないか、である。意識を持ちえないか、物質界の外側にいる理路整然とした存在―これは、実は、私が信じたいと思っているもの―か、である。けれども、私に関してはあいにく、全く私はそういう見方をしない。私がそれらを説明出来ない事実にも関わらず、私は頻繁に、物質的ではない準物質的な存在者達を見て彼らと触れ合っているのである。彼らは丁度我々の様に自然の一部である様に見える、しかし、Jeff が唱導する様に、それに対しては我々は適切な宗教的モデルにも現在の科学にも持ち合わせていない相当『super』な在り方になっている。
8いたずらな小妖精《体の小さな美しい妖精; しばしば隊を作って森丘荒野に住むと想像されている》研究社新英和大辞典第6版