2015年 08月 15日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#116 |
翻訳続き#116
Frode よ!お前はなっていなかった / 十分慎重に、−−−−
お前人間達の友人よ、−−−− / お前がメイド達を雇った時のことだよ
彼女らの力をお前は見たんだね、/ それに彼女らの美しい顔をね、
しかしお前は何も訊きはしなかったんだ / 彼女らの出自についてよ。
勤勉だったよ Hrunger は / それに彼の父親もね;
それでも Thjasse だったよね / 彼らより力があったのは、
それと Ide と Orner / 私達の友達だった、それから
山のような巨人達の兄弟達、/ 私達二人を養育してくれたよね。
Grotte は来なかったでしょうね / 灰色の山々から、
こんな固い石も現れなかったでしょうよ / 地面の中から;
山のような巨人達のメイド達は / こんなふうに臼を挽くことはなかったろう
に
もし私達二人が / その臼のことを何も知らなかったら。
そんなふうに私達は振る舞ったんだ / 昔の時代にはね、
私達は英雄達に勇敢に振る舞った / と思われていたんだよね。
尖った槍で / 英雄達を私達は刺したんだ、
そのとき血の塊が迸って / それで私達の剣は赤く染まったんだ。
今私達はやって来ている /王の館に、
誰も私達を哀れむ者はいないよ。/ 私達は結束した女なのさ。
足の裏には汚れが食らいつき / 手足は冷たくなっている、
私達は平和を与える者に変るのだ。/ 固くなってるよ Frode の手足が。
さあ両手に持つんだよ / 槍をしっかりと、
血の付いた武器を、−−−− / 起きるんだ さあ Frode ! さあ起きなさい、
Frode !
お前が聴いた時は / 私達の歌を、−−−−
古い言葉を。
火が私は燃えているのが見える / 城塞の東だ、−−−−
戦争の知らせに沸き返っている。 / それは警告だといっている。
一人の主がこちらに / 急いで近づいてくる
火をつけるために 王の / そびえ立つ住いに。
もうお前は座ることはないのだよ / Hleidra の玉座にね
それに 支配することもないのだ 赤い / 輪(Rings)と臼を。
そうなると私達が挽かねばならなくなる / ありったけの力で、
私達が温かみを感ずることはないわね/ 殺されし者達の血からは。
今では私の父親の娘が / 勇敢に臼を回している。
死ぬのを 多数の / 人間達の死を彼女は見ている。
おや壊れたよ 大きな / 留め金が 臼の下側にあるもの、−−−−
鉄をたばねて縛った留め金だよ。 / それでも構わぬ 臼を挽こう!
それでも構わぬ 臼を挽こう!/ Yrsa の息子に
Frode に復讐をさせよう / Halfdan を殺した復讐を。
彼は Ysra の / 子孫とよばさせよう、
Yrsa の弟なのだがね。 / 私達二人は共にそれを知っている。
by bbex243054
| 2015-08-15 15:02
| 科学
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