2015年 06月 03日
WHITLEY STRIEBER氏の著書「THE KEY」 翻訳 #215 |
翻訳続き#215
私はこの理論について、彼の言葉を文字に起こす前に知っていたし、私を悩ました事柄の一つになっていた。「気」の有名な研究者 Charles Honorton の著した論文を読んで、そのような物が何か存在するかも知れないと考えた。そして、「万能マスターキーを持つ方」に出会う前に、講演のなかでその考えを論じたのである。
しかしながら、彼はそれを遥かに大きく取り扱った。そうして私は、彼の説明が私には信じられないくらい役に立ち、瞑想のテクニックを発展させて、その器官にアクセスをしてそれが私のために効果があることを可能ならしめたのである。
彼は『この場は、心臓あるいは脳とちょうど同じような器官である』、さらに『その情報で、他の世界を見ることが出来るかもしれない、過去と未来を見ることが出来るかも知れない、周りのものたちの生活を調査出来るかも知れない。』と言った。最も重要なことであるが、彼は『その刻印のプロセス自体はね、その器官が量子重ね合わせ状態になるのを終わらせ、従って以後刻印が出来なくさせる原因になるのだよ。』と説明した。
言い換えると、現実をさらに大きく見るようになってくる時に、それを近くに見ようとするや否や電子は直ちに位置が定まって、見ている物にコンタクト出来なくなるということである。
我々は、ものを手に入れるという非常に深く染み付いた耽溺のある世界に生きているが、その耽溺によって、長い間私は、観察する事をやめてただ単に見るだけになっていたのだ。何かが私の心の目に現れると、直ちに私はもっと詳しく探すように注意を払うようになった。その結果、あの耽溺は消えていった。
彼は、我々は『クリアーなガラスになって光り輝く神の光を通すことができるようにならなければならない』と言って、Meister Eckhart、13世紀の達人、が語ったのと同じように、委ねることについて語った。
ある程度まで、私は、探検したいという望みのままに、単に旅を起こさせることが出来るようになった。感覚の生じるプロセスは私の身体におきるのではなく、私の真のコアである精妙な体であることが分り始めた。さらに、我が身体は私のものではなくて存在する為の道具であることが分り始めた。
by bbex243054
| 2015-06-03 13:58
| 科学
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