2015年 05月 27日
WHITLEY STRIEBER氏の著書「THE KEY」 翻訳 #187 |
翻訳続き#187
続けたいかね?
「未来のことをお訊きしたい。我々の未来はどうなっているのですか?」
人類の未来は向上するか、それとも絶滅するかのどちらかだ。この地球上の生命は、どちらの場合でも、新しい、知能をもつ生物に進化することになっている。鳥の種が知能を持つようになる。それから、数エオン(訳注 エオンeon は、天文・地質学上の用語の単位で、1エオンは10億年になる。)後に、昆虫の種が知能を持つようになる。君たちの様に、その昆虫種は手を持つ。君たちの地球を作り替えるが、決して、君たちが存在したことの証拠をこれっぽちも見つけることはないね、その時代には、君たちの記憶の何かとか、君たちの歴史があったなどと主張するものはいないよ。彼らは、20億年生存し続けるが、そのうちの15億年の間地球上を歩く。人類のことについてはね、問題は今世紀に決まるのだけれどもね。(訳注 この会話は1998年6月になされた。従って、今世紀は、20世紀のことであることに注意されたい。)
「それは、どのように決まるのでしょうか?」
温室効果に因って地上近くに保持された暖気は、その結果上空が冷却化することになる。大規模で極めて強力な対流がね、気候を永久に変えるほどの巨大なストームを発生させることになるよ。
「それは、どんな形態をとるのですか?」
次の氷河時代がまもなく始まるよ。そしてそれが人類の絶滅か、あるいは人口大減少のいずれかを導くことになるよ、君たちには地球を離れて飛び出す能力がないからね。この惑星は今や死の罠にかかっているのだよ。
by bbex243054
| 2015-05-27 13:24
| 科学
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