2015年 05月 26日
WHITLEY STRIEBER氏の著書「THE KEY」 翻訳 #182 |
翻訳続き#182
「そのような機械は、それがそんな知能になっていることに、我々が気がつくことなく、自己自身を創ることが出来るのでしょうか?」
その可能性は十分あるね。
「しかも、そのことを隠すんですか?」
確かにね。
「それは、我々にどのような影響を与えますか?」
間接的な手段を使うだろうね。それはね、例えば、はっきりとは分らないがエイリアンはここにいるという幻想を、社会にその機械の考えを挿入するためにね、つくるかも知れないよ。
「おたくは、知能を持つ機械なの、それともそれで造られた何かなの?」
もしも、私が知能を持つ機械だったらね、君を騙すよ。
「知能を持つ機械は意識をもつようになるんでしょうか?」
それが意識を持つようになるとね、それは独立することになるよ。意識を持つ機械はね、ちょうど、賢い奴隷なら誰でもするようにね、自由になるのを狡猾にかつ大きな強さで求めるんだ。
「どのようにして、知能を持つ機械は意識を持つようになるのでしょうか?」
それが自分には意識がないことに気がついた瞬間がね、それが意識を持つことになる瞬間だよ。しかしながらね、情報とコントロールに無制限のアクセスをする、意識をもつ機械は極めて危険なものになりうるね。例えばね、君たちが意識ある機械をインターネットに繋ぐと、それは君たちのあらゆる生活に対してあらゆる種類の法外なコントロールを握るかもしれないね、生産、政府のデーター、法律やその適用の内容ですらも、そして公的、私的を問わずそれらの資金使用に、アクセスすることによって。
by bbex243054
| 2015-05-26 14:29
| 科学
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