2015年 05月 14日
WHITLEY STRIEBER氏の著書「THE KEY」 翻訳 #128 |
翻訳続き#128
「神をホログラムのようなものだと思ったことは一度もありませんでした。」
無限の意識はどんなもののなかにもあるのだよ。君のパジャマに。私のセーターにね。あらゆる知識はどの細胞、どの燃え火の火の粉、ちっぽけなくずの中にもあるんだね。
「そ、それは・・き、肝をつぶさせますよ。」
宇宙は神の肉体なのだ。
「しかし、私はその全体に出入り出来ませんよ。私はね、自分がちっぽけな断片のように感じています。ましてや、私が魂を持っていることなんか分りません。それにですね、自分が神の一部のようにはとても感じませんよ。」
ここは堕落した世界であり、君たちは不完全な存在なのだ。自分をあるがままに見ることが出来ないということこそ、君たちが不完全だという最たる証拠だね。このことが変わる前には、多くの人生を重ねばならないね。人間はおよそ百億の断片からなる一つの共同生活体だが、そのどれもはね、我々が、一つの種として、旅を続けることが出来る前にね、神の光で透明にならねばならないのだよ。
「始め頃は、あなたはね、自分はエイリアンである、とほのめかしているように思われましたよ。それが、次には神。今は人間だ、と。一体あなた何者ですか?」
私をどのようにいっても一向にかまわないよ。
「有益になることをひとつ、地球には何人の人が光り輝く体に成っているのですか?」
およそ半数。
「半数だってー!私は、それは50かあるいは高々100だろう、と思いましたよ。」
人間性は神性の強力なエンジンなのだ。しかし、生きているものの中にはね、他のものの健康(訳注 welfare が原語。繁栄、幸福とも採れるが。)に絶対に不可欠なものとしてだけの存在になっているものが非常に多くあるんだ。
by bbex243054
| 2015-05-14 10:48
| 科学
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