2015年 04月 21日
WHITLEY STRIEBER氏の著書「THE KEY」 翻訳 #9 |
翻訳続き#9
実際、もしタイムトラベルが出来るとしたら、タイムトラベラーに利益をもたらすための安全に過去を変える方法を扱う科学が完成していることになる。それは、ひょっとしたら、私みたいな門外漢に、このようなアイデアを背後のドアーからソウッと忍ばせて、それらを仕込むのに使われるのかもしれない。実際に起きた時代より先にそれらを知ることが近ければ近い程、それらはより一般に広く知れ渡ることになるものだ。だからもしかしたら、私が、『The master of the Key(訳注:これ以降「万能マスターキーを持つ方」と訳す。)』が実在の人であることを最初認めなかったこと、会話の文字おこしが現に2年も遅れたこと、そしてまた、出版を長い間渋ったこと、になったのは、実のところ『グランパ パラドックス』が引き起したものだったかも知れない。ゆえに、私が全く全然それ以外にとりようができないからこそ、あれこれ嫌気や躊躇をもよおすのだ。
もしも、私に「未来に起きることが先に起きた」のが本当ならば、私はいつか再び「万能マスターキーを持つ方」に会うだろう。それは、私の人生が滞りなく過ぎて「あの方」が私を魅了する為に未来からバックして来た丁度その時間、に達したときだ(訳注 原文は「If this is true, then maybe I will meet the Master of the Key again someday when the natural progression of my life has reached the present from which he went back to engage my younger self.」であるが、この辺りの話題は、映画『Back to the Future』を見ているようで混乱する。翻訳に苦心した箇所である)。
もちろん、「あの方」がやって来たのは、私の死後という可能性はある。しかしその場合であっても、「あの方」の魂についての驚くべき発言が本当ならば、そのような未来に「あの方」に会うことにはなる。実は私こそ「あの方」であるとさえ言えるかも知れない。
by bbex243054
| 2015-04-21 15:17
| 科学
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