extraterrestrial:The First Sign of Intelligent Life Beyond Earth |
私は、ジョンとプリンストン高等研究所に別れをつげて長くたたないうちにバーコールと同様の現実になった。1993年ハーバード大学でジュニア教員の職を得た時、私はキャリアーの大転向を哲学に戻すのはあまりに遅すぎると判断した。もっと重要なことは、私の天体物理学への『計画された結婚』が実は自分の昔からの恋人に再会させたのだと私が確信を持つことになったことである8 ; 違った服を着ていただけのことだった。
8 訳註: 私が大学院理学研究科(数学)修士課程に入って間も無く、同じ教授の研究室に入った友人の下宿先を訪問したある初夏の時、そこで見た現実、同じ下宿屋にいる老人が痩せ細った片手を廊下に伸ばして部屋で寝ている姿、を見た瞬間、自分は数学なんかしていていいのか、他にすることがあるのではないか、と思ったことを覚えています。その時の感情はしばらく消えませんでした; ものすごいショックを受けたのです。それ以来自分は何のためにこの世に生まれたのかとの思いが心の奥に潜んでいるのです。