INTELLIGENCE in NATURE AN INQUIRY INTO KNOWLEDGE |
ある夏の日この探求の始まる丁度前私はエストニアの一軒家の農場で生活しているハーブを用いるヒーラーのお婆さんを訪ねた。彼女の名前はレーヌ ロート、『Wave Grass』を意味するエストニア語、だった。
私の前の本のエストニア語翻訳者からロートを紹介されたのである。彼女は私を庭園の裏にある小さな野外の小屋に連れて行った、そこには空っぽのロシアシャンペンの瓶で飾られた粗末な暖炉があった。ロートはエストニア語しか話せなかった。
私は、自分が人類学者であり、彼女にいくつかの質問をしたいことを説明した。ロートは頷いて同意した。彼女は、両手を膝の上で結んで、ベンチに背筋を伸ばして座った。私は、彼女がヒーラーにどのようにしてなったのか説明できるか訊ねることから始めた。彼女は、偉大な叔父がヒーラーだった、自分の才能は生まれつきだった、と言った。彼女は、植物達が自分に話しかけ、彼女にそれらが一番効能があるのは何時で、摘むのは何時なのかを伝えてくれる、と言った; それは時々夜中に起きることがある、彼女が休んでいるにも関わらず; 彼女はその指示を受けると、起き上がって、自分に丁度話しかけた植物たちのところに行く。彼女の受け取る情報は常に正しい、と話した。人々が彼女に自分達の病気のことを話す時は、彼女は、自分自身の体にその病気を感じる、それは鏡に映したようになる。その後、彼女がどの植物が彼らの病気を治すことになるのかを知ると、彼女は、病気の人に感情移入した自分の体の部分が除去されるのを感じる。彼女は自分がどうやって植物達から指示を受け取るのか、あるいは植物達についての教えを受け取るのかを詳しく話してくれなかった。