2017年 12月 22日
INTELLIGENCE in NATURE AN INQUIRY INTO KNOWLEDGE |
翻訳続き#7
1990年代の終わりを迎える頃、私は、分子よりも有機体を研究する生物学者達の研究に焦点を当て始めた。驚いたことに、単純な生物すら知能を持って行動することを証明するいくつかの最近の研究を見つけた。科学者達は今、脳のない単細胞の粘菌が迷路問題を解くことができることや、ピンの頭のサイズの脳を持つ蜂が抽象的な概念を処理できることを示している1 。哲学者ジョンロックは17世紀にこう宣言した:『獣は抽象能力はない。』しかし、実は、獣は抽象能力があり、還元主義科学がそれを証明した。私は、自然の生き物は人間性が自然の生き物のおかげであるとすることによってやっと理解される、と主張する現代の科学者達を見つけ出したことさえあった。これはシャーマン達がずっと言い続けていることである。
1 訳注: 粘菌の持つ驚異的知能について研究している日本人科学者がいること、粘菌が迷路問題を解いたり、地図上の最短距離を発見したりすることがつい最近(NHKで)放映されていましたね。
by bbex243054
| 2017-12-22 16:10
| 科学
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