『THE COSMIC SERPENT DNA AND THE ORIGINS of KNOWLEDGE 』の翻訳 |
神話に関する権威者達の書いたものを読み漁るにつれて、私は、双子の創造者が天空起源であるとのテーマは極めて南米で共通していること、勿論世界中に共通しているのだが、このことを驚きを持って発見した。アシャニンカの人が、生命を変換によって創造したアヴィレリとその妹について話す物語は『聖なる双子』のテーマについての何百もの変種の中の丁度一つだった。別の例は、アズテック族の羽毛のある蛇、『生命の神聖なエネルギー』を象徴するケツァールコアトルと彼の双子の弟テスカトリポカ、いずれも宇宙の蛇であるコートルクエの子供、である5 。
5原註: メトローは自分の論文:「Twin heroes in South American mytology」をこう書き始めている:『2人の兄弟、普通双子、は南米の民話の中で最も重要な主役である。彼らは文化の英雄、手品師、変化させる者として現れる。創造者あるいは文化の英雄自身が単独な存在であることは滅多にない。多くの事例では彼はしばしば強力なライバルだが影のような意義のないような性格のパートナーを持っている。・・・文化の英雄のパートナーが敵対者あるいは意地悪者あるいはいたずら者として表わされるときはいつでも、神話のペアは「双子の英雄」と区別できない。』ガルツアはナフアとマヤのシャーマニズムに関してこう書いている:『我々は統治者のナガールが、古典時代の彫塑の中では、巨大な蛇達の口から発生するのを見る、その蛇は壮麗な、別の言葉では羽毛のある、ものであり、水と神聖な生きたエネルギーを象徴している。』