『THE COSMIC SERPENT DNA AND THE ORIGINS of KNOWLEDGE 』の翻訳 |
私が原住民の人達の幻覚剤の知識によって提起されるジレンマの大きさを悟ったのはリオでだった。一方では、その結果は製薬産業によって経験的に確かめられて利用される; 他方では、その起源が科学的に論じられることはない、それが西洋の知識の公理に矛盾するから。
私が植物の意思伝達の謎は科学の盲点(及ばない領域)であると理解した時、私はこの主題の徹底的な探求を行う使命を感じた。さらに、アシャニンカの人と滞在して以来私は植物の意思伝達の謎をあたためていた、そうして科学上の矛盾の探求がしばしば実のりある結果を生み出すことを知った。結局、私には生態学と植物学について原住民の人達と真剣な対話を行うにはこの疑問が扱われることが必要であると思われた。
リオの会議後、私は、自分がこれを主題にした本を書きたいことが分った、私の元々の意図は単にその謎に名前を付けて以下に述べる袋小路、あるいは矛盾の探求マップをつくりあげることだった: 我々は彼等の知識を利用できるが、その起源の疑問に達するやいなや、引き返さねばならない。
キリシャリでアヤワスカを飲むことによって、私は、『お前は科学の限界に到達した』と言う立て札を越えてしまい、恐怖を与える、けれど情報に満ちている非合理的かつ主観的な領域を発見し、この袋小路は合理的な目線からでは普通見えない抜け道がありしかもそれが驚くべき力の世界に通じていることを知った。
しかしながら、自分がその謎を解くことができるとはちょっとの間想像しなかった。私が答えのある主題ではない本質的に矛盾している現象を取り扱っていることを確信した。
(訳註:愈々本論に入ることになります!)