『The Super Natural』A new vision of the unexplained の翻訳 |
嘗て一度、私がおよそ5年間その現象を取り扱った後、ぼやけて、はっきりしない姿のものがニューヨーク北部にあったキャビンの寝室の戸口に現れて、そうして私に向かって突進してきた。アンと私は共に起きて本を読んでいた。私は激怒して持っていた本を空中に放り上げ、ベッドのそばの小さなテーブルを掴みそれをそいつに強く投げつけた、テーブルは粉々になった。私は叫んだ、『おまえに私を捕まえさせないぞ! 決して捕まえさせないぞ!』アンも持っていた本を空中に放り上げて悲鳴をあげた。彼女は何も見なかった。
人は、これは白昼夢だと思うだろう。しかし翌日私は兄から電話があった。彼はサンアントニオのベッドでギターを弾いていた時ベッドの脚元に、あるものが現れた。兄はそれに向かって高価で非常に愛用していたギターを投げつけた。そいつは兄の寝室の窓の天辺から飛び出していった様に思われた。
兄はその話を私に伝えて、窓の天辺から丸くガラスがカットされているのを発見したとつけ加えた。ガラスの破片がなくなっていると思われたところが 3カ所あったが、それ以外はなにも変っていなかった。兄は、私が注意する必要があるか何者かが傷をつけるかもしれない、というメッセージ、あるいは一つの感じ、を貰ったと言った。私が兄に、Jeff の友人 Dan が「自分の蜂蜜瓶が小麦の入った錫缶に魔法みたいに移動していたことを発見した」話のようなことが自分に起こったことを話した時、二人はどうしようもなく困惑した。
それから次に、私は旅行から丁度家に帰った友人から電話をもらった。彼は Com-munion の本を十分よく読んでいたが、彼自身幾つか奇妙な経験をしていた。彼は、鍵をかけていたアパートの内側に床の上に3個のガラスの破片を見つけて驚いた。彼は、それが私に何か関係があるという気持ちになったからそれを私に伝えるために電話したのである24 。
24 訳註 この辺りを読んでいる時に、心理学者ユンクの何度も経験した「共時性現象」を思い出しました。
そう、一人のエイリアンが私に接近したのである、その時私が荒っぽく反応した時、そのエイリアンの遠回しのメッセージを私の兄を通して伝える為にサンアントニオに回したのである、その時私の友人のアパートに3個のガラスの破片をどのようにしてか分らないが運んだのだ、それともそれは全く他のことだったのだろうか?