2015年 11月 13日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#320 |
翻訳続き#320
第15章 The Waters from the Deep
氷河が食器棚をノックする、
砂漠がベッドでため息をつく、
そしてティーカップのひびが
開く
死者の国への一本の道。
W. H. Auden, “As I Walked
Out One Evening”
ボルネオにはこんな伝説がある:人間が、天に登って『プレアデスの陸地』から役に立つ種を持ち帰ることを許す一本の樹の生えている『渦巻く島』がある(『原註略』)。ポリネシア人達は、大抵の場合死者の居住地の入り口として役立つその渦巻の場所を完全に特定しようとは、どうやら、決心がつかなかったらしい;それは『空の端に』、さらに『銀河の果てに』見つけられると思われている(『原註略』)。
大西洋側にいるクナ族インディアン(パナマに住むアメリカインディアン)も基本的な天象図を知っていたけれども(『原註略』)、彼らも同様に公認の場所を与えることは出来なかった:『神自ら所有する渦巻』(tiolele piria)は Palluwalla の樹、『塩水の樹 Saltwater-Tree』のすぐ真下にあり、太陽神、即ち Tapir、少し変装したQuetzalcoua-
tl、がその樹を切り倒した時、塩水が噴出して世界の海を造った。
by bbex243054
| 2015-11-13 10:03
| 科学
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