2015年 10月 12日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#261 |
翻訳続き#261
古代マヤキチェ族(グアテマラ南部の Maya 族の一種族})の聖なる書、有名なポポルブフ(知恵の書 the Book of Counsel)は Zipacna、Vucub-Caquix の息子(= Seven
Arara)のことを伝えている。彼は、400人の若者が、彼らの家の棟木として欲しかった巨大な丸太を引きずっているのを見る。Zipancna は一人でその樹を難なく、棟木を支える柱の為に掘られた穴にまで運ぶ。若者達は、嫉妬とともに不安を覚え、Zipancna をその穴の中で押し潰そうとするが、彼はそれを逃れて建物を彼らの頭上に引き倒す。彼らは、グループを組んで、天空に追い出されるが、プレアデスは彼らにつけられた呼び名である(appendix #18)。
そのとき真の彼の父親の復讐者、Tuamotuan Tahaki が現れる、彼の父親を拷問にかけた小鬼一団の家に長旅を終えて深夜到着したのである。彼は呪文によって
『Havaiki の厳寒』(他の世界)を彼らに浴びせて眠らせた。
そこで Tahaki は Kuni のくれたネットを集めて、長い家の戸口まで運んだ。彼はその家に火をつけた。無数の小鬼が互いに叫び声をあげて言った、「戸口はどこだ?」Tahaki は外から呼びかけた:「ここだよ。」彼らは、外から呼びかけたのは彼らの仲間の一人だと思い、ネットの中に急いで頭から突っ込んだ。こうして Tahaki は彼らを焼き殺した(原註 J. F. Stimson, The Legends of Maui and Tahaki (1934), pp. 51, 66.)。
by bbex243054
| 2015-10-12 15:43
| 科学
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