2015年 07月 31日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#73 |
翻訳続き#73
このように、回転する天体が鍵を、この地球がそれまでの存在意義は減退して変化する出来事を、与えたのである。身の回りに起きる混乱した現象から遠く離れて、天空の存在に集中して注意が払われたのである。天空で独自の動きをしたもの、何週間や何年にわたって見られる惑星、は特別に畏怖心を起こさせる威厳を持つものだった。それらは本当に現れる人物を表したのである。黄道帯に実際に起こることが示されているとされた。何故ならその惑星、真の住人、は何をしているのかを分っていて、人類はそれらの指図を従うだけだったからである。西スーダンのドゴン族の人が Za-
han 教授の要請に応えて描いた絵を見ると、その意義深さが分る。それは、熱帯地方の間に『人の住む世界』のある世界の卵を表している、『円筒形または長方形の世界 le cylindre ou rectangle du monde(原註 D. Zahan and S. de Ganay, " Études sur la cosmol-
ogie des Dogon," Africa 21(1951), p.24)』。ドゴン族の人達は、「地上の」熱帯地方の間の領域が最良の居住地域ではないという事実を十分良く知っていたし、遥かな昔の時代の彼らの教師達、神話の専門語を造り出した古代の科学者達もそれを熟知していた。重要だったのは、天空の熱帯地方の間の黄道帯、住居の提供、そして宿、『仮面(pro-
sôpa)』)、それに多くの旅をするのに変装・仮装することや『形が変化する』惑星達、のことである。
by bbex243054
| 2015-07-31 15:50
| 科学
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