2015年 07月 27日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#59の続き |
訳註 黄道帯の記述に関して『The Key』の訪問者の語ったことを今一度引用します。『The Key』翻訳の#170、#171、#239、#240にあります:
翻訳続き#170
「我々は、このことは我々を火炎の剣で楽園から追い出した天使のこととして覚えています。」
この惑星に地殻変動が起きて、気候が変わったのだ。君たちは互いに餓えたネズミの如く最後まで戦った。そうして、君たちがすべてのものを失ってしまった時、君たちの美しい世界は忘却という鍬で変えられた、まったく元の影も形も無い世界に変わったのだよ。
「そうして我々は、神の科学、えっとあなたの科学に近づけなくなったのですね?」
電子を粒子の状態に引き起すことなく電子を利用出来るようにさせる君たちの脳の一部のスイッチは切られたのだよ。君たちは時間に縛られることになったのだ。君たちはね、時間の流れの中、それは君たちが捕らえられたままになっている処だが、に沈みながら睡眠することになった。
「我々にこれから何が起きるんでしょうか?」
君たちに与えられた資源が尽きる、君たちに与えられた時間のなかの最後の時になって来ているよ。我々はね、君たちが発展して成長する割合を極めて正確に測ったのだよ。そしてね、君たちの発展を工夫されたカレンダーに調整したのだ。それは君たちから黄道帯とよばれているよ。君の著作書の中で、Whitley 君、何故人類はこんなに長い計数のカレンダーを持っているんだろうかと不思議に思っていたよね。単純な農民たちに何故こんなものが必要だったのか?とね。必要としたのは彼らじゃないんだ、我々が必要としたのだよ。黄道帯の星座星宮はね、春分・秋分、昼夜平分時の進行をマークして君たちが旅の何処にいるのかの完全なる足跡を残すことが、我々が出来るようにね、適当につけられたものなんだよ。この瞬間にも、魚座の小魚が水瓶座の水流で乾いた土地にまさに瓶から放り出されようとしているのだよ。君たち、小魚のとる手段が泳ぐことであるのは、みんな知っているよね。しかし、乾いた地面の上をどうやって泳ぐというんだね?
翻訳続き#171
「あなたが『我々』と言われるときは、その『我々』とは誰のことを言っておられるんでしょうか?それは、明らかになさっていませんね。」
ヒンズー教の伝統にね、こんな物語があるよ:宇宙の神は豚になる感じはどのようなものだろうか、知りたくてたまらなくなった。そこで、彼はその一つの体に入ってみた。どれほど愉快なものか較べられることができない位に分った。豚小屋は何といい臭いなのか、残飯が何とうまいものか、雌豚達が何と魅力的なものであるかと。しかし宇宙は全てをかまわねばならなかった。為されねばならない仕事があった。そこで、ヘルパーたちと侍女たちは神のもとに行って、こう言った、「神様、あなた様はそこからお出にならねばなりません。宇宙はあなた様が必要なのです。」と。すると、神は答えた、「お前達は誰にものを言っているんだね。私は豚なんだよ!私を一人にしてくれよ!」と。そこで、彼らは豚を殺した。神は出て来たが、離れることを拒んだことを断固信じなかった。
「ということは、『我々』とは豚のことですか?」
地球が豚なんだよ。君たちはその住民だよ。
「それじゃあ、あなたは人類の滅亡の責任があるとおっしゃるんですね?」
そうだよ。
「それをどうなさるおつもりですか、あなた様は?」
我々はね、地球が富で埋まるようにしているのだよ。
「どうか説明していただけませんか。」
君たちが消費社会と言ってるものはね、実際はね、魚座から水瓶座への君たちの本来の移行が確実になるように計画された一つのメカニズムなのだよ。宮から宮(訳注 黄道帯の12宮のこと)への移行はそのようなメカニズムなのだ。直近の移行、牡羊座から魚座への推移、というのはね、復活した人間という観念なのだよ。この観念、そして福音書の倫理がね、君たちに、その上に新しい社会が構築出来るひとつの構造体を与えたのだ。しかしね、その時は過去の物となったよ。社会はね、役に立つことを主たる目的とする社会になってしまったのだね。新しい何かの時になってるよ。これがね、現在のメカニズムが破壊的に、建設的ではなくてね、なっている理由なんだ。
「消費社会はこの惑星を破壊しているのですね。では、それは意図されたことなんでしょうか?」
君たちは、苦悩の後にね、耐えねばならないことになっているのだよ。人類は物質的豊かさの後はね、二度と再び富を渇望することはなくなるよ。君たちはね、君たち自身のごみかすで息苦しくなるのだよ。
翻訳続き#239
他の言明では、人類に対する大きなスケールの計画が働いていることが意味されている。
『我々はね、君たちが発展して成長する割合を極めて正確に測ったのだよ。そしてね、君たちの発展を工夫されたカレンダーに調整したのだ。それは君たちから黄道帯とよばれているよ。君の著作書の中で、Whitley 君、何故人類はこんなに長い計数のカレンダーを持っているんだろうかと不思議に思っていたよね。単純な農民たちに何故こんなものが必要だったのか?とね。必要としたのは彼らじゃないんだ、我々が必要としたのだよ。』
この『我々』というのは誰のことだろうか?それに何故彼らは時代の測定が必要だったのか?黄道帯の光に照らして歴史を調べれば、幾つかの非常に興味をそそるヒントがあきらかになる、特に、黄道帯が記念すべき事件のマーカーとして利用されていたと思われる中東に於いて。
私はこのことを「Confirmation」と「The Coming Global Superstorm」の両方で論じたが、ライオンの巨大なイメージであるスフィンクスは、獅子座が紀元前10500年に正にその上に昇るように置かれたということをここで改めて述べるのは意義あることなのである。以前考えられていたよりも極めて古いことであることは、質学者達によっても発見されていた。実際、スフィンクスはその時期から始まったかも知れないのである。もしそうならば、それはその時に始まった獅子座の時代の記念碑に違いない。
翻訳続き#240
牡羊座の時代の間に書かれた旧約聖書には、他のどれよりも獅子ライオンのことに言及されたことが含まれている。同じように、キリストは魚座の時代が始まったちょうどその時に生まれた。彼は人間の漁師・福音伝道者(The Fisher of Men)と呼ばれており、彼の使徒には漁師がいる。なるほど、魚座を連想させるものが、初期のキリスト教徒が自らを魚のシンボルと表した福音書には広く用いられている。このことは、現代の原理主義者たちによって掘り起こされている。
これら古代の書き物や記念碑のシンボル的内容とそれらの起こった黄道帯の時代を表す呼び名の類似は全くの偶然ではありえない。それは、我々が認識している以上に高度なレベルのプランニングであることを示しているのであり、「万能マスターキーを持つ方」はこのレベルのプランニングの一部なのだと、私は信じている。彼は話した言葉を、我々が現在入っている水瓶座の時代のための産物として、我々に託したということは十分ありうる。この水瓶座の時代には、その瓶のなかで非常に気持ちよく泳いでいた魚達は放り出されることになる。このことは自由が増えることも意味するけれども、我々がその中で生きていた媒体がもはや我々をサポートしないものになることも意味している。この媒体というのは、勿論、この地球自身であるが、「万能マスターキーを持つ方」は、この惑星から飛び出す方法を見つけるかそれとも絶滅の可能性に直面するか、我々をどちらかの立場に置きつつある地球の環境が変化することを警告している。
「The Coming Global Superstorm」のインスピレーションとなった自然の氷河時代に関して、彼は次のように述べた:
『地表の空気がだんだん温かくなっているからね、北極の氷が溶けているんだよ。その結果、ローレンシア海の塩分が減小する。高気圧と低気圧の差の増加に伴ってその海の上に吹き渡っている風によって北の海が暖まる結果、北大西洋海流をポンプ式に押し出すのに必要な温度差が十分ではなくなる時点に達するのだよ。そうしてね、海流の流れはスローダウンし、ストップする。あるいはね、これ以上北に流れるのがストップするのだよ。これと同じメカニズムが常に氷河時代の引き金になっていてね、それは、ほんの数千年の間にはなんであれ、起きるものなのだよ。けれどもね、人間の活動が大気温暖化のプロセスを速めた。だからね、その変化はより近くより大きくなるんだよ。人間の産業と文化の大部分はね、この種のうちでも最も教育の高い人々と共に、ワンシーズンの内に滅びるよ。これはね、突然かつ警告もなく起きるよ。警告もなく、というよりは、その警告にそれが何なのかを理解することなく、だね。』
by bbex243054
| 2015-07-27 22:22
| 科学
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