2015年 07月 13日
HAMLET' S MILL の翻訳(『THE KEY』に関連して)#26 |
翻訳続き#26
それで十分である。不明瞭な箇所やあいまいな語句が何であれ、一つのことは明らかである:ブルータスと古典の出所の安全な活動領域に別れを告げること。
さて、この話は古代のしけた北の海、花崗岩でできた岩礁の永遠の巨大な破壊者を扱っているのであって、Amblodhi とはその王のことをさしているのである。ひき臼(quern)は我々の言語から消えていない。押し寄せる波しぶきが今でも臼(mill)となっている。『イギリス島水路誌 British Island Pilot』は、事実に即した散文詩の中で、『九人の乙女達』の力のようなことを伝えている。正にその名前は、「 ペントランド海峡にいる Mey の手下 Merry Men of Mey on Pentland Firth」に反映されている:
いつもの大風が何日もの間吹き荒れているときは、大西洋はオークニー海岸を全力で打ち叩いている;何トンもの重さの岩は岩礁から持ち上げられ、大波の唸り声は20マイル先まで届き聞かれる;破壊者は60フィートの高さになって立ちはだかる・・・
嵐が高まるにつれ、『空気と水の区別はなくなり、どれもが厚いスモークの中に包み込まれたように見える。』ピュテアス(紀元前 4 世紀末のギリシャの航海者・地理学者)、北方を最初に探検した者、はそれを『海の肺』と呼び、ここは地球の端、空と水が原初の混沌の中で混じっている所、に違いないと結論したのである。
以上によって、非常に古い独立したものであることが確かな言い伝え、その起源は初期の北欧神話かあるいは、少なくともさらにもっと古代の系列から伝えられてきたものにあるが、そのような言い伝えの紹介を始めることにしよう。
第一章終了
by bbex243054
| 2015-07-13 11:16
| 科学
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